2025.04.04お知らせ
「社員のやりがいと笑顔が会社の力に」井久保社長が描くプリコムのこれから|「社長に聞く」シリーズ③
シール・特殊印刷会社プリコムの2代目社長・井久保大介にインタビューする社内企画「社長に聞く」第3弾。井久保大介社長が目指す「これからのプリコム」とは、どのような姿なのでしょうか。最終回は、会社のあるべき姿と、共に働く仲間への思いを聞きました。
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チームワークでお客様の困りごとに寄り添う集団に
ーー 井久保社長!これからのプリコムをどういう会社にしたいと考えていますか?
井久保:うちは、自分たちが好きなものを好きなように作れる会社じゃないよね。自分たちがやりたいことと、お客様から求められてることって、必ずしも一致しないこともある。あくまでもお客様の要望をかなえる集団でありたいし、お客様に寄り添う姿勢は欠かせないよね。
来社されたお客様から「この会社、明るいですね!」って言ってもらえることがよくあって。それがすごくうれしい。笑顔が絶えない職場づくりも、実はお客様へのサービスの一つ。技術や設備はもちろん、雰囲気も“商品”の一部だと思うんだよね。お客様が用事がなくても立ち寄ってくれるような、そんな会社にしていきたいな。
ーー お客様との関係づくりも、社内のチームワークも、大切にしているんですね。
井久保:そうだね。困りごとが起きる前に「ちょっと相談してみよう」って思ってもらえるような存在になれたら理想かな。そうすれば、社内のレスポンスも自然と早くなるし、結果的によりよい提案ができる。社員のストレスを減らすことにもなるよね。
それと、何かがうまくいかないときって、社員の誰かを原因にしてはいけない。他部署との連携やサポートで解決していくべきで、だからこそ、単価じゃなくて品質や提案力、納期を守るスピード感で価値を発揮できる集団になっていきたいなと思ってるよ。
やりがいをもって働き、社員一人ひとりが充実した暮らしを
ーー 社員に対しては、普段どんなことを意識して接していますか?
井久保:働くことは、個人の人生を充実させるための手段。気持ちよくやりがいを感じて仕事してほしいから「楽しく仕事ができてるか」に注目している。そして、お客様から注文をいただいてものづくりをしている以上、自分たちの仕事が“誰のため”なのかを意識しているかどうかも見ているよ。
ーー 忙しいとつい忘れがちなポイントですよね。
井久保:もちろん、「社内で評価されたい」「言われたからやる」って気持ちもわかる。でも最終的には“お客様のため”という目線は忘れないでほしいな。
たとえば「このシールは何のために作るのか」「どんな風に喜ばれるのか」って、そんなことを想像しながら、流れ作業じゃなくて“思いを汲み取る仕事”をしてほしい。そうやって取り組めば、自然と品質も上がるし、自信にもつながっていくと思うよ。
地域に必要とされる企業であり続けたい
ーー 地域のイベント「おしごとパーク」に昨年は社員全員で出店。大変だったけど楽しかったです!
井久保:何日も前からミーティングや準備を重ねて、当日はみんな休憩も取らずに夢中で取り組んでくれたね。子どもたちの笑顔が本当に印象的で、すごくいい光景だった。日々の業務ではお客様の顔が見えにくいけれど、あの時のような気持ちで仕事に取り組んでいきたいね。
「このくらいでOK」じゃなくて、もっと工夫できる余地があるんじゃないかって考えてほしい。あの時のみんなを見て、まだまだ伸びしろがあると感じたよ。
ーー ありがとうございます!最後に、社員や地域に対しての想いを聞かせてください。
井久保:「宮崎に必要とされる会社」でありたいと思ってる。そのためにはお客様にとって価値のあるものを提供し続けたいし、社員たちの暮らしや人生にも寄り添える存在でありたい。
今いる社員はもちろん、これから入ってくる未来の仲間、地域の子どもたちのためにも、ここが「必要とされる会社」になるように、社員みんなで努力していきたいね。
「社長に聞く」シリーズは今回で終了です。お読みいただきありがとうございました!
これからも定期的に社内インタビュー企画を実施し、プリコムの様子をお伝えしていきます。
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